幻のりんごと呼ばれるぐんま名月

幻のりんごと呼ばれるぐんま名月

りんごと言えば代表品種は皆様おなじみの「ふじ」が人気ですが

近年とても人気の高いりんごがあります。

それが「ぐんま名月」

りんごの時期になると、全国各地のお客様から注文をいただきます。

お客様によって好みのりんごがありますので、去年と同じ品種を注文される方がほとんどですが、甘味の強いりんごを好まれるお客様に「ぐんま名月」をおススメして購入いただくと大変気に入っていただくので、リピート率は非常に高い状況です。

  • ぐんま名月の特徴
  • 果皮の地色は黄緑から黄色で、日光が当たる加減によって赤く染まる部分が生まれます。硬さ及びきめは中位で、糖度が15度程になり酸味が少なくとても甘く感じる上とてもジューシーでしかも蜜が入りやすい品種です
  • ぐんま名月の栽培面積平成21年の全国の栽培面積を見ると、生まれた群馬県がやはりトップで半分以上を占めています。

    その他にはりんごの産地で知られる長野県、青森県と続きます。

    全国の総計を見ても52haあまりしかなく、リンゴ全体から見ると0.2%にも満たない希少なリンゴといえます。

     

    基本的には無袋栽培に向いているとの事で、産地でも無袋で栽培されているようです。

    群馬県で生まれたりんごなので、「ぐんま名月」

    薄い黄色のベースにほんのりと赤みがかった美しいグラデーションが特徴的なりんごです。果肉はシャキシャキ!黄色いりんごは甘くないんじゃないの?と思われる方も多いと思いますが、実はそんな事はありません。

    ぐんま名月は甘さもバッチリ兼ね備えているのです。

    では、なぜ黄色いりんごは赤いりんご程に流通しないのか…?

    それは、赤いりんごに比べてキズやスレなどが目立ちやすく、検品で弾かれやすいので生産者さんもあまり積極的には育てたがらないからなんですね。ぐんま名月も同様の理由でそれほど市場に出回っておらず、幻のりんごと呼ばれる事もあるんですって!

    ぐんま名月は10月下旬頃から出回る、今が旬の美味しいりんごです。もし見かけたら是非召し上がってみてくださいね。

    野菜ソムリエ 上原 真由美

mayumi

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