Author: mayumi

しわしわのデコポンが実は一番美味しい!

毎年猛暑日が更新され、確実に地球は温暖化しているのを肌で感じますね。 今年もいきなり5月には夏日になってみたり・・・ この寒暖差は人間も体調不良になりがちですが、野菜や果物の生育にも大きく影響します。 農家さんが丹精込めて作った野菜や果物達に影響しなければ良いなあ。。と願うばかりです。   これから長野県はフルーツが採れ始めます。 赤い宝石みたいな輝きのさくらんぼ・大粒で甘いブルーベリー・プラム・ネクタリン・桃・ぶどう・・・・ここからフルーツ王国の始まりです。 採れたての色艶、はじけるような張りは見ているだけで「美味しそう!」と感じます。   しかし・・・果物は全て採れたてが一番ではありません。 私が最近ハマってるのは、もうそろそろ終わりになるデコポン。 店頭に並ぶデコポンは貯蔵され、袋に入ったまだまだみずみずしいデコポンと、トップシーズンに仕入れた木熟のデコポン。   木熟デコポンは入荷当時ついていた緑の葉っぱは取れて、シワシワ(泣) 売場の片隅でとうとう100円引きシールを貼られていました。   そんなデコポンが美味しいんです。 酸が抜け、驚くほど甘い!予想をはるかに超える甘さ! 感動ものです。   好みは人それぞれですので、甘さが欲しい方には絶対おススメ。   やっぱり柑橘は酸味がないと!そんな方はまだみずみずしいデコポンを選んで下さい。   今年ももうそろそろ終わりです。 最後の締めにいかがでしょうか。   野菜ソムリエ 上原真由美...

今絶対食べて頂きたい!「地ねぎ」

冬になると鍋が定番料理になりますが、この時期絶対食べていただきたいのが「地ねぎ」です。 ネギは年間を通じて出回っていますが、寒さの厳しい12月~1月ごろ甘味が増します。 この時期の地ねぎは柔らかさといい、甘さといい、絶品です。 お鍋にいれてクタッとしたのは本当に甘くて美味しい。 熱を加えると甘味がましてたまりません。 煮てもよし、焼いてもよし、天ぷらでもよし。とにかく何でも美味しい。 ご飯のお供にネギ味噌 これだけでご飯が進んじゃいます。               おなじみのネギ焼き ネギのグラタンも美味しい おなじみは鍋やお味噌汁、うどんやお蕎麦、ラーメンの薬味に大活躍ですが、 この時期の地ねぎは火を通すとトロっと柔らかくてとにかく甘い。 シンプルに焼いたり、天ぷらでも。何でも使える万能野菜です。 泥つきですので日持ちもして安心です。 まだまだ寒い冬が続きます。 今が旬のネギを沢山食べて、寒さに負けない元気な身体を作りましょう。 店頭には常時ありますが、人気商品の為売り切れる場合も多々あり。 お問い合わせいただいたほうが確実です。 その時期にしか食べられない美味しさを是非味わってみて下さい。 野菜ソムリエ 上原 真由美  ...

高級柑橘 大粒のプチプチ果肉 【甘平】入荷してます

冬といえば、こたつにミカンですよね。世の常識です。 ここ数年、みかん農家の方々が次々と品種改良みかんを生み出しているのを知っていますか? 紅マドンナ・甘平・せとか・はるみ等 いろいろなみかんが出ています。 その中でも私の一番のお気に入り。 絶対食べていただきたいみかんをご紹介します。 【甘平】 甘平(かんぺい)は愛媛県の果樹試験場で誕生し、2007年に品種登録されたばかりの出来立てホヤホヤの新品種。 「西の香」に「ポンカン」を交配して生まれました。 糖度の高さと皮の薄さ 甘平(かんぺい)の薄い外皮の中に、はちきれんばかりのあまい果肉がギッシリ詰まってます。 甘平(かんぺい)は、まだまだかなり数も少ないため、高価な品種です。もっと生産量が増えれば、お手軽に食べられる日も来るかも知れません。 プチプチ果肉が堪らない。 一度食べたらハマる事間違いなし! 毎年甘平入荷を心待ちにして下さっているお客様もいらっしゃいます。 大玉なのに薄皮は極薄。 プチプチ果肉がびっしり詰まっていて、食べごたえがあり、一玉で大満足です。   おなじみのデコポンからはじまり、せとかや紅姫など高級みかんを揃えています。 どれもすごく美味しいです。 けれど、ここまできたら好みなんですが、 私が一番好きなのは甘平なのです。 食べ比べて自分のお気に入りを見つけて下さい。 野菜ソムリエ 上原真由美    ...

こだわりのお米との出会い

                                    長野県は大きく分けると4つの地方に分かれています。 北信・東信・南信・中信地方。 地方によって食文化も違います。   長野県の東部に位置する東御市。 浅間山や美ヶ原を見渡す高台に「八重原」という地域があります。 ここは東信地方で知らない人はいない、有名なお米の産地。 「八重原米」は有名なお米なんです。 八重原地区は標高700mほど。昼夜の気温差が大きく、昼間の太陽で蓄えた栄養分は夜間にギュっと凝縮されます。 平均気温も低く、他の産地に比べると、生育に1.5倍の時間をかけてお米が成長します。 ここでお米や大豆を生産している生産者さんです。 株式会社 太陽と大地の代表取締役 柳澤 謙太郎さんにお会いして、お話しを聞く事が出来ました。   【栽培へのこだわり】 減農薬・減化学肥料で栽培 風力による自然乾燥 モミのまま保管 ※通常乾燥後は玄米で保管されますが、モミのまま保管されています。 モミのまま保管することで、1年を通じて鮮度を保ち、注文後に精米するので鮮度抜群 県内ではお寿司屋さんを始めとする多くの飲食店さんがこのお米を気に入って取り扱っているそうです。   素晴らしい理念を掲げ、栽培~収穫までではなく、栽培後皆さんにお届けするまで手間暇かけていらっしゃいました。   珍しいのがリゾット米の栽培。 リゾット米は輸入がほとんどだと思いますが、ここに信州リゾット米を発見! 現在でも各方面から注目され、イタリアンのシェフから注文をいただいているそうです。   こんなに素晴らしいお米に出会えて感動した時間でした。 多くの皆さんに信州の美味しいをご紹介したい。そんな思いで、これからも各地を訪ねてみたいと思います。 野菜ソムリエ 上原 真由美 ...

幻のりんごと呼ばれるぐんま名月

りんごと言えば代表品種は皆様おなじみの「ふじ」が人気ですが 近年とても人気の高いりんごがあります。 それが「ぐんま名月」 りんごの時期になると、全国各地のお客様から注文をいただきます。 お客様によって好みのりんごがありますので、去年と同じ品種を注文される方がほとんどですが、甘味の強いりんごを好まれるお客様に「ぐんま名月」をおススメして購入いただくと大変気に入っていただくので、リピート率は非常に高い状況です。 ぐんま名月の特徴 果皮の地色は黄緑から黄色で、日光が当たる加減によって赤く染まる部分が生まれます。硬さ及びきめは中位で、糖度が15度程になり酸味が少なくとても甘く感じる上とてもジューシーでしかも蜜が入りやすい品種です ぐんま名月の栽培面積平成21年の全国の栽培面積を見ると、生まれた群馬県がやはりトップで半分以上を占めています。 その他にはりんごの産地で知られる長野県、青森県と続きます。 全国の総計を見ても52haあまりしかなく、リンゴ全体から見ると0.2%にも満たない希少なリンゴといえます。   基本的には無袋栽培に向いているとの事で、産地でも無袋で栽培されているようです。 群馬県で生まれたりんごなので、「ぐんま名月」 薄い黄色のベースにほんのりと赤みがかった美しいグラデーションが特徴的なりんごです。果肉はシャキシャキ!黄色いりんごは甘くないんじゃないの?と思われる方も多いと思いますが、実はそんな事はありません。 ぐんま名月は甘さもバッチリ兼ね備えているのです。 では、なぜ黄色いりんごは赤いりんご程に流通しないのか…? それは、赤いりんごに比べてキズやスレなどが目立ちやすく、検品で弾かれやすいので生産者さんもあまり積極的には育てたがらないからなんですね。ぐんま名月も同様の理由でそれほど市場に出回っておらず、幻のりんごと呼ばれる事もあるんですって! ぐんま名月は10月下旬頃から出回る、今が旬の美味しいりんごです。もし見かけたら是非召し上がってみてくださいね。 野菜ソムリエ 上原 真由美 ...

食欲の秋が到来!秋の味覚の王様・松茸(まつたけ)

秋の味覚といえば「松茸」 マツタケ生産量全国1位、シェア約6割を誇る長野県では、県内の生産者から「今年は豊作」との声が挙がり、市場には大量のマツタケが出回りました。 昨年は、近年にない不作でしたが、今年は打って変わって当たり年といえそうです。 天候に大きく左右されるマツタケ生育 マツタケの豊凶は、その年の秋の地温と降水量などに大きく影響されます。 一般的には地温が15~19℃になるとマツタケ菌糸の原基(芽)が形成され、順調に発育を始めます。 一定量の雨も必要で、地元の生産者によると、秋雨前線のシトシトした雨により地面が常に濡れて湿り気がある状態だと豊作になりやすいようです。かといって、雨が降り過ぎてもダメで、適度な乾燥も必要です。また地温が15~19℃に下がってから暑さがぶり返すと、原基が死滅することがあり、その微妙なバランスがむずかしいのです。   今夏の猛暑の影響は? 今年は夏の猛暑の影響が心配されましたが、生産者によれば、過去には夏の高温を経て豊作になった年もあり、地中の菌にはさほどの影響はなかったようです。気温が高いと虫食いが発生しやすいのです。今年は9月に入って気温が低めに推移したため、顕著な虫食いの被害もなかったそうです。 「お盆過ぎから降水量が多く、暑さの戻りもなく、なだらかに気温が低下していったことなど、今年はマツタケ生育の好条件が重なったといえます」(古川さん)   旬の獲れたての物を美味しい時に頂く事をお勧めします マツタケの美味しい食べ方 焼く 松茸をまるまま炭火で素焼きし、焼きあがった物を手で裂くようにしてほぐし、醤油やスダチを絞って食べます。酒の肴に、季節感たっぷりの贅沢な一品です。 松茸ご飯 松茸の代表的な食べ方ですね。少し歯触りを感じられるよう、あまり薄くし過ぎない事がポイント。 土瓶蒸し 土瓶に出汁に酒と醤油、みりん、そこに松茸の他に、 鶏肉か海老、それに銀杏などを一緒に入れ、15分から20分蒸します。最後に三つ葉を散らして提供します。 天ぷら 松茸は天ぷらにしてもとても美味しいです。衣は薄めにし、銀杏と共に揚げると季節感を堪能できます。  マツタケ料理は味付けに注意します。とにかく薄味に。 特に醤油には気をつけます。醤油の香りでマツタケの香りを損なってはいけません。濃口は避けて微量を塩と合わせて使いましょう。   「松茸ご飯」の作り方。ほんのひと手間を加えるだけで、ふんわりと松茸の風味が香る絶品の炊き込みご飯ができあがります。これさえあれば、おかずは必要ないかも? 松茸ご飯は“味付け”が難しそうなイメージがあるかもしれませんが、調味料のバランスを守れば実はとっても簡単! 秋の食卓の主役になるのはもちろん、お客さまへのおもてなし料理としても大活躍してくれます。もし食べきれなければ冷凍しておいて、お弁当に入れたりしても喜ばれそう。 【調理時間】 50分   【材料】(2人分) ・米…1合 ・松茸…適量(小2~3本ほど)   [A] ・顆粒だしの素…5g ・しょうゆ(薄口)…大さじ1弱 ・酒…大さじ1と1/2 ・みりん…大さじ1/2 ・塩…ひとつまみ 炊飯器にお米と[A]を入れる。 1合目の分量まで水を入れ、全体を混ぜる。 刻んだ松茸を入れて、炊く。 炊き上がったら全体をふんわりと混ぜ合わせ、茶碗に盛る。   . お好みで三つ葉を乗せれば、より贅沢な味に仕上がります。   炊きあがったときの、部屋中に立ち込める松茸のいい香りがたまりません。 上品な味わいとともに、プリッと歯ごたえある松茸の食感も楽しめます。 ぜひご自宅で作ってみてくださいね。食欲の秋。と言われるのも納得するくらい秋は美味しい食べ物ばかり。 この時期にしか楽しめない地物松茸で、芳醇な香りと歯ごたえを味わって下さい。 入荷量は日によって大きく変動しますので、事前に予約していただくか、来店前にお問い合わせ下さい。 地方発送も可能です。   野菜ソムリエ 上原真由美   ...

信州の秋の味覚 「山のきのこ」今年は豊作です

長野県は山々に囲まれていて、秋になると見事な紅葉が楽しめます。 最近朝晩の冷え込みが強くなってきたので、標高の高い場所では紅葉が始まりました。 紅葉を楽しみながら、信州の味を味わってみませんか?   この季節の山の恵みといえばきのこです。 天然のものにまさるうまさはないですね~! この季節、店頭に並ぶ山きのこを求めて沢山のお客様が来店されます。 松茸から始まり、山のきのこは豊富です。今日はその中でも人気のあるじこぼうのご紹介。 本来はハナイグチと言い「りこぼ」とか「じこぼう」とも言って、地元の人には非常に人気のきのこです。 じこぼうは、見た目巨大なナメコのようなキノコ。 かさの裏にはひだがなく、黄色味がかったスポンジ状になっています。 歯ごたえ良く、香り高く、大変おいしいキノコ。 ぬるぬるしたかさに、唐松やらなんやらの落ち葉がくっつくと洗っても取れません。 下ごしらえのこつは・・・ たっぷりお湯を沸かし、さっと下茹で。 それから水にさらすと細かい落ち葉などは簡単に落ちます。 水煮したキノコはどんな料理にも使えます。 例えば野菜を入れたキノコ汁。一番のおススメです。もちろんうどんやそばの具にしても最高。 大根おろしで食べても美味しい。 沢山採れた時には、塩茹でしてから瓶にいれて保存したり、 ビニール袋に入れて冷凍保存も可。   ここ数日、キノコ採りに出掛けて遭難事故のニュースが連日放送されています 慣れ親しんだ山であっても、キノコ採りに夢中になって方角が分からなくなってしまったり、足を滑らせて沢に転落したりなど、危険も伴います。 一人では絶対に行かないなど、十分注意して下さい。   店頭では、地元の皆さんが朝採ってきてくれたきのこや、その日市場で仕入れたきのこが並びます。   山のきのこの収穫量は天候に大きく左右されますので、事前にお問い合わせいただけると その日の入荷状況をお伝え出来ます。 今、この時期でしか楽しめない味をご紹介しました。   自然の恵みに感謝し、旬の味を楽しむ。 昔懐かしい味です。   野菜ソムリエ 上原 真由美    ...

真紅の魅惑 色鮮やかな紅玉(こうぎょく)りんご

紅玉は果皮が真っ赤に染まり、サイズは180~200gと小玉で、酸味が強いのが特徴です。 香りもよく、生のまま食べると甘酸っぱくて濃厚な味わいが楽しめます。 店頭に並べるとパッと目を引く、真紅の鮮やかさに、部屋に飾るお客様もいらっしゃいます。   紅玉はアップルパイやジャム、タルトなどに利用されることが多いりんごです。 ジャムにする場合はレモン汁をそれほど使わなくても深みのある味になります。また、焼きりんごにしてシナモンをかけて食べてもおいしいですよ。 酸味好きな人は、ぜひ紅玉を生で味わってください。 完熟紅玉は果汁も多く、爽快な甘酸っぱさが楽しめます。 真っ赤な皮には栄養もあるので、できれば皮ごと食べるとよいでしょう。 紅玉ジャム   果肉を薄くスライスし、お砂糖を入れて。 酸味が強いりんごなので、レモン果汁は少しで大丈夫。 コトコト煮込めばあっという間に無添加の自家製ジャムの出来上がり。 手作りだと、自分好みの甘さに出来るのでおススメです。 (良く洗った皮を入れると写真のようなピンク色に仕上がります)     簡単!レンチン焼きリンゴ 小ぶりな紅玉りんごは、電子レンジで温めるだけで焼きりんごにアレンジ可能◎ 芯をくり抜いてバターと砂糖を詰めたら、5分加熱であっという間に完成します。 アツアツにバニラアイスをのせて、溶かしながら味わいましょう。 レンジでたったの5分‼️ あっという間に出来ちゃう焼きリンゴ。 調理時間:10分 材料2人分 りんご(紅玉) 2個 バター 20g 砂糖 20g バニラアイス 1個(200g) 作り方 1 りんごは、芯をくり抜いて、バターと砂糖を詰めます。 2 500wで5分レンチンします。 3 食べる時に、バニラアイスをのせ、お好みでシナモンを振って下さい。 ポイント 加熱時間は、りんごの大きさやレンジによって違うので、様子を見ながら調整して下さい。 スライスして焼りんごにするならもっと時短(*^_^*) この時期しか味わえない甘酸っぱいりんごのデザートを簡単手作りで気軽に楽しんで下さい。   紅玉の保存方法 紅玉はあまり日持ちがよくないので、冷蔵庫または温度の低い冷暗所で保存し、 なるべく早く食べるようにしましょう。 保存する際は、乾燥しないように新聞紙などで包んでからポリ袋に入れて下さいね。   今しか味わえない旬の味を楽しんで下さい。   野菜ソムリエ 上原真由美  ...

信州秋の味覚 りんごのご紹介 【シナノ3兄弟勢ぞろいです】

みなさん! 「りんご三兄弟」って、ご存知ですか? りんごの品種はたくさんありますが、その中でも9月下旬から11月下旬に最盛期を迎える品種のなかで、長野県生まれの期待のオリジナル品種であります、秋映(あきばえ)、シナノスイート、そしてシナノゴールドの三者を"りんご三兄弟"として、広くみなさんに知られています。 3種のりんごはそれぞれに特徴があります。 お好みのりんごを選んでいただくのも良いですが、3兄弟の食べ比べがおススメです。 秋映 濃い赤色で少し酸味が強いのが特徴。果汁をたっぷり含み、濃厚な味わいです。 肉質は硬くて、噛むとしゃきしゃき。ぼけにくいのが強み。 完熟すると黒っぽい色になります。 シナノスイート 果汁が多くて、歯ごたえも良し。 甘味たっぷりで酸味は少な目だから、すっぱいのが苦手な人にもおすすめです。 誰にでも好まれるりんごです。 シナノゴールド 長野生まれの黄金色のりんご。 果汁たっぷりの注目株。 サクサクと引き締まった歯ごたえが楽しめる、長野生まれの黄色りんご。 甘味の中にしっかりとした酸味を感じることができます。柑橘類のようなさわやかな風味。 酸味と甘味のバランスがばっちり。 貯蔵性が良くて、冷蔵では3ヶ月ももつんだ。 さわやかな風味で、海外からも注目されている品種です。 りんご3兄弟 この季節になると地方発送の依頼が増えてます。 毎年注文されるリピーターのお客様が多く、りんごの季節を心待ちにされています。 この3兄弟の食べ比べをして、お好みのりんごを見つけて下さい。   野菜ソムリエ 上原真由美      ...

女性の見方!!美味しいプルーン入荷中(^_^)

プルーンの一大産地は長野県 平成24年産の統計データを見ると、長野県が全国の約7割を生産しています。次いで北海道、青森県となっています。 これは、プルーンの性質によるもので、プルーンの果実は雨に弱く、長雨などにあたると表皮が裂けやすいので、雨が少ない地方でしか栽培が難しいからだそうです。 ドライフルーツのプルーンは全国でもおなじみですが、採れたての甘酸っぱいプルーンを丸かじりすると、その味は格別です。 ●収穫時期と食べ頃の旬 プルーンは早生種から晩生種まで沢山の種類あり、収穫時期をずらしながらアーリーリバースなど早いものだと7月中旬頃から収穫が始まります。その後品種を変えながら例年ですと10月中旬頃まで続きます。 最も多く出回る時期は8月中旬~9月にかけてで、その頃が旬の時期と言えます。 ただし、今年な異常な暑さが続いたので果物の生育がとても早く、全体に1ヶ月ほど前倒しの予想です。   現在の出荷状況 市場にコンテナで沢山のプルーンが出荷されて来ます。 バイヤーが味を確かめ、その日一番美味しいプルーンを競売で買って来ます。 ■美味しいプルーンの選び方と保存方法 ●表面が白く粉がふいているものを選ぶ プルーンの表面には真っ白になるくらい白く粉をふく品種が多いです。これはブルームと呼ばれる、果物そのものから生成される保護剤のようなもので、食べても害はありません。鮮度が落ちてきたり、手でべたべたと触るとこの粉が落ちてしまい、果実の表皮がさらされている状態になります。 選ぶ時はこの粉が一面に綺麗に残っているものを選びましょう ●果軸が緑で新しい物を選ぶ 軸が付いている場合はまだ軸が新しく緑色のものを選びます。 ●果実に張りがあり固すぎず少し弾力があるくらいのものを選びます プルーンは裂果しやすいため、未熟な状態で収穫してから追熟させて出荷される場合も多いようです。また、品種によっては追熟しないものもあるようなので、選ぶ際にはなるべく完熟の状態のものを選びたいですね。 その為に、表面が全体にしっかりと色付いているもので、果実を少し触ってみて、硬すぎず少し弾力を感じるくらいのものを選んでください。 ●プルーンは冷蔵保存 プルーンはなるべく早めに食べるようにしましょう。まだ固く未熟な物は室温に置いておき追熟させてから冷蔵庫に入れておきます。冷蔵庫に入れる時には、乾燥しないようビニールなどの袋に入れるなどしてから入れるようにしてください。 ●国産のプルーンは生食が一番 国産のプルーンは甘味も強く、生食に向いた品種が中心なので、そのまま生で食べるのが一番美味しいのではないでしょうか。また、一般的にはプルーンは皮を剥かず、皮ごと食べた方が良いとされています。栄養面では特に皮にポリフェノールなどが沢山含まれているのでその方が良いでしょう。ただ、どうしても皮が口に残って嫌だという人はもちろん剥いて食べても良いです。 冷凍した物も、シャーベット状になって美味しいですよ。 プルーンは女性に大人気 入荷したばかりのプルーンが店頭に並ぶと、あっと言う間に売れてしまいます。 品種によって甘味が強い物、甘味と酸味のバランスが良い物、大粒の物などいろいろありますので、自分好みの品種を見つけて楽しんでいただくのがベスト。   毎朝仕入れていますので、事前にお問い合わせいただけたら、お好みのプルーンを探してきます。   年間通して楽しめるドライフルーツも魅力的ですが、1年に1度、この時期にしか食べられない採れたての味を是非お楽しみ下さい。   野菜ソムリエ 上原 真由美...