
長野県を代表する山菜「根曲がり竹」入荷してます
根曲がり竹入荷してます。
信州の郷土料理 サバ缶を使ったお味噌汁は絶品ですよ(*^_^*)
山の恵み、この季節だけの貴重な山菜「根曲がり竹」のご紹介です。
地方によって呼び方が違い、「姫竹」と呼ばれる地域もあります。
長野県は雪が多く若芽が地上に芽を出し始める時に、雪の重みで根元が曲がっていることが多いことから「根曲がり竹」と呼ばれるようになったと言われています。
写真のような笹藪の中にひざをついて入って行くそうですので、気軽に採れるものではありません。
一度は挑戦したいと思いますが、万が一大嫌いなヘビに出会ってしまったら・・・
なんて考えるとやっぱりお店で買ってしまいます。
採れたて直後に山で料理なんて永遠の憧れです。
採れたてを皮ごと焼いて食べるのが最高なんですよ。
根曲がり竹の特徴
千島笹の若竹のことで、笹の若芽なので普通の竹の子と比べると、とても小さく細い竹の子です。
食べると歯触りが良く、優しいとても良い香り。アクが少ないので生のままかじってもそれほどえぐみを感じません。あくぬきの必要がなく調理できるので人気があり、入荷を待っていたお客様からの問い合わせが沢山来ています。
収穫後は時間と共にどんどん風味が薄れ、アクが強くなります。
収穫後、または購入したらその日のうちに料理するようにして、美味しいうちに召し上がって下さいね。
長期保存法
皮をむいて茹でたものを水煮の状態で密閉できる瓶などに詰め、加熱殺菌処理をしておけば長期保存可能です。
調理ポイント
(美味しい食べ方)
灰汁が少ないので、火が通るまで茹でるだけで大丈夫です。また、揚げ物や素焼きの場合は生のまま調理しても大丈夫です。
◆味噌汁
信越地方や東北地方では、根曲がり竹と缶詰のサバの水煮を使った味噌仕立ての「たけのこ汁」が郷土料理として親しまれています。作り方も家庭によりますが、基本的には沸騰させた湯に根曲がり竹を投入し、火が通ったらサバの水煮を加え更に煮て、仕上げに味噌を溶いて出来あがり。
◆皮ごと素焼き
収穫後1日2日以内であれば、皮ごと七輪やグリルで素焼きし、皮を剥いて味噌や醤油などを付けて食べるととても美味しいです。皮を剥くととても良い香りが広がり、歯ざわりが心地よく柔らかく甘みがあります。
◆天ぷらなどの揚げ物
皮を剥いて反割りにした物を天ぷらにすると最高です。必ず反割りにしてくださいね。そうしないと油の中で破裂し大やけどをしてしまいかねません。
長野県は山菜の宝庫です。
この季節にしか採れない山菜で旬の味を楽しんで下さい。
野菜ソムリエ 上原真由美
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